こんにちは。
理学療法士の中島です。
11月に入り、日ごとに気温が下がり始め、山の木々も少しずつ色づき始めました。
山に面した立地の当デイサービスも、近隣では紅葉し始めた景色を見ることが出来ますよ。
さて、寒くなると体調不良を訴えられる利用者さんが増えてきます。 当デイサービスでもちらほら、体調を崩す方がおられます。
周囲への感染対策はしておきたいところですね。
今日は、当デイサービスのケア4本柱の一つでもある「水分摂取」についてご紹介したいと思います。
皆さんは、おうちにいる時、どのくらい水分をとってらっしゃいますか?? 朝食、昼食、夕食で1杯ずつ、ごはんの間に1杯ずつ、寝る前に1杯くらいで合計1.5リットルくらい飲めてればまずは安心です。
ですが、利用者さんを含めほとんどの方は、そんなに飲めていないことがほとんどです。
理由は様々ですが、トイレが近い、喉が渇かない、欲しくない・・・など水分をとることから自然と距離ができます。
水分不足が起こす身体の不具合は多岐に渡ります。
・軽度ではめまいやふらつきから、中度から重度では意識障害
・便秘
・内臓の機能障害
・皮膚トラブルの多発 など
高齢者にとっては、命に関わりうる症状が目白押しです。
そこで、当デイサービスでは夏季だけではなく、年中を通して水分摂取を大切にしています。
食事での水分提供はもちろんのこと、食間、お風呂上り、リハビリ終わり、おやつの時間など、都度のタイミングを見計らっての提供がポイントです。
「いらない」「飲みたくない」・・・とおっしゃる方でも、タイミングを見計らえば、自然と手が出る時が必ずあります。
普段飲まないから、出さないのではなく、飲んでいただけるようなケアの工夫が大切ですね。
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